学校運営のガイドライン(6/8~)
6月8日以降授業再開に際してのガイドライン
令和2年6月2日
エリート日本語学校
学校長 西 慎二郎
令和2年6月8日より通学授業を再開するにあたり、感染リスクを避けるため、以下のガイドラインに沿って、運営を行います。
Ⅰ.登校、出勤に関して
① 教職員、学生共に登校前の検温、体調の把握を徹底し、37.5度以上の熱がある場合には学校に連絡した上で休むこと。学生は発熱の証明として体温計の写真などを学校に送ること。当該事情による欠席は「疾病その他のやむを得ない事由」にあたり、欠席扱いにはしない。公欠届は受け付けた事務教務担当者が代筆すること。教員の場合は教務主任に連絡し速やかに代講を手配すること。
② 学生に関しては、タイムカード打刻前に各校舎で検温を行い、37.5度以上の発熱が確認された者は自宅で休養させる。出欠に関しては①と同様。
③ 新型コロナウイルス感染の可能性を憂慮し、外出、出席が難しい学生に関しては、学校が講じる感染症対策について十分説明し理解を得るよう努めたうえで、どうしても出席が難しい学生に関しては、「出席停止」とし授業日数に入れないよう考慮する。
④ 朝のラッシュ及び午後の駅での混雑による感染の可能性を憂慮する学生もいるため、午前クラスは2コマ目終了時(10:35)まで、午後クラスは1コマ目終了時(13:55)までに出席すれば遅刻扱いにはしない。
⑤ 出勤、登校の際には、全職員、全学生ともにマスクの着用を義務付ける。買えない者には配布し、疾患などのため着用が難しい者には代用品を考えるなど、何らかの手段を用い、マスクの着用を徹底する。
Ⅱ.設備に関して
① 各校舎ともに、入り口、教室、窓口、トイレなどに消毒液を設置し、手指の消毒を徹底する。
② 各教室、会議室などは原則、窓を常時開放し、換気に努める。また可能な範囲でドアも同様とする。
③ 教室やトイレのドアノブ、手すり、リモコン、スイッチ、浄水器、蛇口、テーブル、教卓など多くの人が手を触れる箇所は1日1回以上の頻度で消毒液を使用して清掃を行う。
④ 使用する教室には教師と学生の間に透明のフイルムを垂らし、飛沫感染を予防する。
⑤ 教員室、事務室、会議室、受付など、対面で接することが想定される部屋に関しても、教室同様透明のフイルムを垂らし、飛沫感染を予防する。
⑥ 当面、学生の自習室等の利用は禁止とする。
⑦ 1号館図書室を当面第二講師室とし、午前の講師の授業後の作業場とする。
⑧ エレベーターの使用は学生は禁止とし、職員も使用する際は少人数で使用するなど、密状態にならないよう留意すること。
⑨ 喫煙所では対面して会話をしないように注意すること。
Ⅲ.授業活動に関して
① 授業の際も、教員、学生ともにマスクの着用を徹底する。
② 6月の授業に関しては1クラス原則10人前後、最大でも15人以下とし、できるだけ隣との席を離して座るようにする。7月以降に関しては、当面、登校日をずらすなどし、1つの教室で一度に受ける学生の数が多くならないようにする。
③ リピートなど、全員で合唱するような活動は当面極力避ける。
④ ペアワーク、グループワークなど、対面で話し合うような活動は当面極力避ける。
⑤ スピーチ発表など、学生を前に出させて発表させる場合は教師側のスペースに移動させ、そこから発表させる。
⑥ 机間巡視などは適宜行うが、指導などは最小限に留め、大きな声を出さないようにする。
Ⅳ.式典など学校行事の開催に関して
① 7月の入学式は多くの集団が密集し感染リスクが高いため、中止とする。
② オリエンテーションに関しても同様であるため、会場に集めず、オンラインで行う。
③ プレイスメントテストに関しても同様であるため、会場に集めずオンラインで筆記試験及び会話試験を行い、クラス決めを行う。
④ 4月学期の課外授業(ディズニーランド)は中止とする。
⑤ 全体での講師会は行わず、レベルごとの分科会のみを行う。全体会が必要な場合、分科会の際にzoom等を使用しオンラインで行う。
Ⅴ.進学面談等学生指導に関して
① 進学指導室の利用は最小限に留める。
② 進学指導、生活指導などの個別指導は最小限に留めるものとし、できるだけzoom等のオンラインの手段を利用して行う。対面でのオフライン指導を行う際は、教員学生共にマスクの着用を徹底し、透明のしきりや、透明のフイルムがある場所で行い、15分を超えないようにすること。
Ⅵ.その他
① 学生の校舎での食事は当面禁止とする。
② 学生、教職員ともにそれぞれの授業終了後は速やかに帰宅し、むやみに校内に残らないようにする。
③ 教職員、学生共に新型コロナのクラスター発生が懸念される場所、例えば公演等のイベント会場、映画館、屋内展示場、パチンコ、カラオケ、スポーツジム、居酒屋、バー、クラブなどには引き続き注意を払う。