目標に向かって行動し信念を貫く「エリート日本語学校」

「食欲の秋」と言われる理由は何でしょう。
 

　まず、秋は多くの農作物の収穫時期だからです。「実りの秋」とも言い、おいしい秋の味覚に恵まれます。代表的なものに、さつまいも、梨、ぶどう、柿、栗、かぼちゃ、さんま、まつたけ、銀杏などが挙げられます。
また、芋ほりや果物狩りなど、食べるだけでなく、実際に収穫を体験して楽しむことが出来る行楽が充実しているのも、秋ならではの醍醐味です。

 
　それから、身体的な要因も関係していると言われています。
 
　暑い夏が終わり快適な気候の秋になると、夏バテや熱中症で食欲不振に陥りがちだった体が、不足していた栄養を補おうとします。


　また、夏から秋に変わると日照時間が短くなります。日光に当たる時間が減ることによって減少したホルモンを増やそうと、体が栄養をたくさん取ろうと求めます。

　
　さらに、冬眠準備の名残とも言われています。動物は冬眠前にたくさんの餌を食べて脂肪を蓄えます。人間は冬眠しませんが、寒さに備える本能が残されており、秋になると自然に食欲が増すのです。

 
　このように、秋に食欲が増すのは理にかなったことなのですね。


　皆さんも食べすぎには注意しつつ、秋の味覚を存分に楽しんでみて下さい。