東京大学大学院合格者インタビュー
今年も東京大学大学院の合格者が出ました!
(2021年9月時点…2名)
工学系の研究科に合格した張さんにインタビューをさせてもらいました。
これから受験を考えているみなさんの参考になると思います♪
※撮影時のみマスクを外しています
①【合格した今の気持ちを教えてください】
とても嬉しいです。まだ合格の喜びに浸っています。
②【受験で大変だったことは何ですか?】
私にとっては、まず日本語ですね。最初はほとんどの時間を専門科目の日本語の勉強に使っていました。
また、コロナの影響で試験にも変化がありました。
たとえば、今年の東大工学部の数学は、6分野中3分野選択から6分野選択に変更され、復習するのに非常に時間がかかりました。
物理は去年4分野中2分野選択から2分野中2分野選択に変わりました。
電磁気の分野については、大学ではあまり触れていない内容で、去年の試験は特殊な状況だと思っていましたが、
6月に募集要項を確認した際に、これは試験改革が行われたのだとわかりました。
結局、私はこの科目の準備が間に合わず、試験前に電車の中で公式を暗記しました。
この科目の点数はあまり良くなかったかもしれませんが、東大に合格できて幸運に恵まれたと思います。
③【エリートで受験の役に立ったことは何かありますか?】
最大の助けになったのは日本語、特に会話です。
私は会話の授業が大好きで、授業での基礎を元に自分で文章を作って会話練習を行い、多くの練習機会を頂きました。
また、日本の漢字と中国の漢字の細かい違いになかなか気づかず、先生は授業中によく指摘してくださいました。
授業中は日本語の勉強に専念し、授業時間外では試験準備に集中して取り組み、時間を上手く使えたのも合格できた理由の一つだと思います。
④【大学院でがんばりたいことは何ですか?】
ロボットに関する勉強や研究を進めながら日本語と英語の勉強も強化していきたいと思います。
⑤【これからエリートに入学する学生にアドバイスをお願いします】
日本語の学習を強化することです。
また、英語は来日前に試験を終えた方がいいと思います。そうでないと、来日後では試験準備が間に合わないでしょう。
そして卒業論文もとても重要です。例えばロボットのような人気の専攻を受けるのであれば、卒業論文は関連分野であると有利だと思います。