長所と短所の伝え方①
今回は面接試験で聞かれる「長所と短所」について解説します。
面接練習をしていると学生から「自分のいいところがわからない。」
「短所を正直に言ってもいいんですか?」と聞かれることがあります。
確かに自分の性格について話すのは難しいですよね。
でもここを上手にアピールできると合格にぐっと近づきます!
答え方のポイントは次の3つです。
①客観性を持たせる
②短所は○○にもなることから選ぶ
③短所は●●するために○○していることも話す
①面接官は本当にみなさんの長所と短所が知りたいのではなく、
みなさんが「自分のことをどれくらい客観的に見ることができるのか」
を知りたいからこの質問をしています。
ですから答えるときに客観性を持たせることが大事です。
ただ「真面目です」「コミュニケーション力があります」と言うだけでは、本当にそうなのかわかりません。
そこで、具体的にどんなことがあったのかエピソードを話しましょう。
エピソードは証拠になります。
例えば、このような感じです。
長所が「真面目」の場合
『私は宿題や課題の期限は必ず守ります。そのためにいつも計画を立てます。
この1年間日本語学校で出された課題はすべて期限内に提出しました。』
長所が「コミュニケーション力がある』の場合
『初対面の人でも趣味を聞いて、それについて教えてもらうとすぐに仲良くなれます。
日本に来てから日本人の友達が10人できました。』
自分の長所がわからないという人は、「私の長所って何かな?」と友達に聞いてみましょう。
きっと自分では気づかない、あなたのいいところを教えてもらえますよ。
また、友達に聞くメリットとして「友達からよく〇〇と言われます」と面接時に言えることがあります。
自分で思っているだけでなく、友達から言われているという証拠を出すことで客観性が増しますね。
ポイントの②と③はまた今度解説します。
お楽しみに♪